本書は Mercurial を利用してファイルやデータを管理したいけど、 コマンドラインから操作するのはやや不便だと感じる、 ある程度コンピュータに慣れ親しんだ方のために書かれました。 TortoiseHg は Windows のシェル拡張として提供されるため、 ユーザは普段使っている Windows エクスプローラから利用することができます。
本書の最新版は 公式サイト からダウンロード可能です。
この章では本書の構成、開発や議論の中心となっているコミュニティ、 利用および再配布のソフトウェアライセンスなど、 TortoiseHg プロジェクトについて少し説明をしておきます。
導入 では TortoiseHg とは何か、何ができるのか、 どこからどうやってインストールすればいいのかなど、 基本的な事柄について説明します。
TortoiseHg クイックスタート は TortoiseHg に初めて触れる人のための短いチュートリアルです。
TortoiseHg ダイアログ はこのマニュアルの本編で、 TortoiseHg でよく利用するダイアログやコンポーネントについて解説します。
設定ダイアログ では TortoiseHg の設定ダイアログついて詳しく説明しています。
リカバリ はプロジェクトで行うリカバリ操作について書かれています。
他のバージョン管理システムとの相互運用 では TortoiseHg を他のバージョン管理システムのクライアントとして 使用する方法について述べています。
よくある質問 には TortoiseHg 自体に関する質問や、 多くの人がぶつかる問題の解決方法などがまとめてあります。
TortoiseHg のデバッグ は TortoiseHg のバグを見つけたときに、 どのようにしてデバッグをすればいいのかについて書かれています。
TortoiseHg は GPLv2 の下でリリースされています。 好きなコンピュータに好きなだけインストールすることができますし、 GPLv2 ライセンスに従う限り再配布も可能です。
メーリングリスト:
TortoiseHg プロジェクトに貢献し、本当に便利なツールを作り上げたすべての開発者、 翻訳者、利用者コミュニティ、特に貴重なバグレポートおよび機能要望をしていただいた ユーザの方々に感謝の意を表します。
TortoiseHg の Windows 向けインストーラには TortoiseSVN プロジェクトによる TortoiseOverlays ハンドラが含まれています。
本マニュアルでは以下の表記規則に従っています:
ノート
注釈です。
警告
重要な注釈です。注意してください。