date: | 2003-03-05 |
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バナーは横断幕なので、目立ってなんぼである。したがって、派手な色使いをしたり、大きくしたり、意外な場所に配置することで、目的を達成できる。と簡単にはいかない。バナー集のページにはネオン街のように派手なものが並んでいることがあるし、大きすぎたらうざがられる。リンク集などで使われる場合には、統一感が重視されるのでサイズだって限定される。88×31 にしろだとか、1MB はでかすぎだとか、制約がつきまとう。個人的には、100/70/98 くらいがよいのだけれど、それはまた別の話である。
で、覚えてもらえそうな方針のひとつは、ものすごく出来のいいバナーにすることである。突出して美しい画像、やばいくらい格好いい画像、見るものの心をつかんで離さないアニメーションなど、バナーそのものに閲覧価値があるようなバナーである。
別の方針は、ものすごく出来の悪いバナーにすることである。画像なのに文字しか使っていない(しかも汚い)、考えられる限り最低の配色、バナーのくせに10MBを超えるアニメーション、実はブラウザがクラッシュする、などである。
結局のところ、ありきたりの結論が導かれる。バナーは人間の顔みたいなものだ。覚えてもらえるのは、極端に美しい場合と、極端にそうでな場合に限るということである。