date: | 2002-04-28 |
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香りに引き寄せられて、アロマテラピーの店に入りました。最近寝つきが悪いのだと言うと、ラベンダーを勧めてくれました。小瓶にクリーム状のものが入っていて、それをこめかみや首筋につければ、よく眠れるということです。その店員さんが、すごくかわいくて、胸を打たれてしまいました。ああ、運命の出会いというのはあるのだな、と思うほどに。
その晩、早速つけてみたら、よく眠れます。ベッドに潜り込むと、まるで、あの店員さんに抱かれて、あるいは店員さんを抱いて眠るような気分になるのです。ああ、私は幸せだ、アロマの力はすごいと思いました。
今日もその店に行ってきました。あの店員さんに、別のものを勧めてもらおうと張り切ります。散髪して、シャワーを浴びて、きれいにセットして、まともな服を選んで。
店の手前で、出勤中の彼女を見かけました。ところが前回とは少し様子というか、容姿が違います。ゲレンデでサングラスをしているときと、部屋で素顔をみたときのような違い。あるいは、酔った勢いのあるときと、翌朝目覚めたときのような違い。アロマの力はすごいと思いました。