date: | 2002-10-07 |
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世界は情報であふれ返っています。その情報に取り残されるのは非常に恥ずかしい。なんと言っても、21世紀は情報化社会。情報化社会と言えば、IT よりも恥ずかしい言葉として有名ですが、それはそれです。似た例にニューメディアというのがありました。
しかし、実際のところ、見たり聞いたりした情報が、必ずしも真実かどうか分かりません。ある情報が公表されたからといって、すべからく真実であると思い込むのは非常に危険なことです。世界大戦が終結したとき、ある国の国民は「俺たち、勝ってたんじゃないの?」という反応を示したのは、古いけれでもよい例です。新しい例として「まともな女性タレントは、みんなウエストが 60cm 未満」という情報を挙げることができます。
また、全ての情報が使える形で提供されるわけではありません。さまざまな、個別の情報を組み合わせて、初めてある事実が浮かび上がることだってあるのです。ビートルズとドラッグの流行に相関があることから、これがユダヤの陰謀であるという結論を出す人もいます。これも使える情報ではありませんが。
そういうわけで、私がのらりくらりと生きている間にも、真剣に戦う人々がいるということです。アジア大会の存在を、今日まで知りませんでした。