date: | 2002-07-28 |
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プレゼンテーションをする1週間前に、パソコンが壊れるという事態に陥ったことがあります。ノートパソコンを液晶プロジェクタに繋げるという選択肢が無くなったので、OHP シートを使うことにしました。透明のぺらぺらしたやつで、オーバーヘッドプロジェクターで、投影するアレです。
という話をしたら「スライドを使わないのかね。OHP シートなんてダサダサだよ、キミ」と言われました。医学系や生物系では写真を使うことが多いので、スライドを使うと聞いたことがあって「ださー」と思ったことがありますが、まさかスライド教信者が、OHP シートをダサいと信じ込まされているとは、なんと可哀相なことでしょう。というわけでスライドが、いかにダメかを、ここに記しておきましょう。
大体において、スライドなんぞ、どうやって作るのか分かりません。その昔、フィルムレコーダーなるものを見たことがありますが、まさか、あのような著しく汎用性のない機械を使うのでしょうか。そんなものに金を使っているから研究費が足り無くなるのですよ。レーザープリンタなら、紙にも使えるので、一石二鳥です。
また、OHP シートなら、グラフを見せながら傾向を示す矢印を追加したり、その場ですらすらと式展開しているフリをすることもできます。あるいは即興で冗談をかまし、その場で書込み、ビジュアルにうったえることができるのです。ただし、OHP シートも万能ではありません。面白くなければ、スライドを使っていなくても滑ります。