祝日を忘れよう

date:2002-11-12

先日、銀行に行ったら、祝日であることを理由に閉まっていた。文化の日だかなんだか知らないが、とにかく祝日は開店しない方針らしい。365日24時間営業するわけにもいかないだろうから、休むのは勝手である。私が驚いたのは、自分が祝日であることを忘れていたことである。

祝日を認識していないことは誉められたことではないけれど、それほど悪ではない。むしろ、カレンダーの奴隷となっている現代人が哀れなのだ。もっとも、キリスト教では日曜が、ユダヤ教では土曜が安息日なので、昔の人はもっと哀れであるということだが。いずれにしても、カレンダーが人間の活動を支配するような代物になってはならない。カレンダーは道具である。人間がカレンダーを利用するのだ。だから、私は常にセミヌード写真のカレンダーを選ぶ。

日々、やりたいことをやっていれば、カレンダーの奴隷にならなくて済む。あー、こんなことしたくないなぁ、という気持ちで9時から5時までを過ごしていれば、当然、土日や祝日を切望し、カレンダーの奴隷になってしまうのである。その点、私の9時から5時までは有意義である。8時間続けて、セミヌードの女性を脱がしていく様を想像しているので、楽しくってしょうがない。充実した気持ちで5時を迎え、やがて東の空が白みはじめるというわけだ。

カレンダーは制約条件を教えてくれるだけである。日曜日は仕事をしない日ではなく、世界中の業務が遅れる日なのだ。優秀なエグゼクティブ達は、そのことを認識しているがゆえに、毎日のように自分に必要な活動をする。エグゼクティブや私にとって、祝日など知ったことではないのだ。まして私の生活は、週休7日である。

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