黄金の肉体

date:2002-05-20

気候が良くなってきたらバーベキューをするよと、招かれました。少し早いかも知れませんが、夏になると暑すぎるので、このくらいの季節がちょうどいいかも知れません。黄金に輝く太陽に負けてしまいます。

ところで、特筆すべき能力を持つ体の部位を表現するとき、黄金の、という形容することがあります。サッカー選手なら黄金の右脚、ボクサーなら黄金の左腕という風に。例外的に、黒や、ピンクが自慢になる部位もあるようです。

バーベキューでも、それなりに求められる能力があり、例えば黄金の右腕で肉をひっくり返したり、黄金の左腕でピーマンを切ったりという猛者がいると便利です。私は、そういう特殊技能がないので、肉を食べて、ビールを飲むだけになり反感を買ってしまいます。

さて、その黄金のビールを飲みながら、飲みすぎた話をしてくれる方がいました。すごくたくさん飲んで気分が悪くなったのだけれど、宴会は抜けたくないからと無理やり吐いたそうです。人間ポンプじゃあるまいし、そんな簡単にできるのかと尋ねると、黄金の人差し指がある、と答えてくれました。その人差し指で肉をつまみながら。

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