馬乗りになろう

date:2002-11-10

馬が、あんなに大きいとは知りませんでした。馬の頭だけで、私の胴体くらいあります。NHK の「お母さんといっしょ」に出演する子供たちが、着ぐるみの実物を見て泣き出す気持ちが、分かるというものです。ゴロンタの実物を見て、泣き叫んだ幼年期を思い出しました。

教えてもらったことは2つだけ。足で馬の腹を押さえると進む、腰を入れて手綱を引くと止まる。これだけでは、まともなコントロールはできません。だいたい、加減が分からないので、だらだらーっと進みはじめ、だらだらーっと止まるわけです。暴れん坊将軍はすごいなぁ、ケンタウルスはもっとすごいなぁと思いました。

そこへ、蜂が接近するという、危機が訪れました。ウワサによると馬の視界は、350度くらいあるらしく、蜂が腹やお尻のあたりをうろつくのさえ見えるらしい。彼も気持ち悪いので、その辺をうろうろされると、体をぶるぶるっと震わせたり、後ろ脚をだだんっと動かしたりするのです。

こうなると危なくてしょうがない。前進と停止しか教えてもらっていない私には、なすすべもなく、ひたすら無事を祈るだけです。しかし、祈れども祈れども、私の祈りは届かないのでした。馬の耳に念仏は通じないようです。ひひーん。

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